突然ですが、あなたはすでに結婚していますか?
イエスと答えた方に、お聞きします。
あなたはこれまでに離婚を考えたことがありますか?
まだ新婚ほやほやのカップルであれば、「離婚なんてとんでもない!」と言うかもしれません。
熟年夫婦であっても、「いまさら伴侶と別れての生活なんて、考えられないよ」という、うらやましいご夫婦も中にはおられるでしょう。
しかし、現状の日本社会をみる限り、そんな家庭ばかりではないのが現実なのです。
昨夜まで二人で食卓を囲んでいたのに、今朝目が覚めたら「離婚したい」と思った。
これは極端な話かもしれませんが、しかし実際にそのようなケースが存在するのです。
もしあなたが、「もう別れたい。夫婦仲を解消したい。離婚して、もう一度人生をやり直したい。」と思ってしまったら。
当事者間の話し合いだけで解決できれば、もちろんベストですね。
このように二人で話し合って決める離婚を「協議離婚」といいます。
「協議離婚」の場合は、離婚届に必要事項を記入してそれを役所に提出すれば、それで終わりです。
一方、話し合いでは折り合いがつかない場合もあります。
むしろこちらのケースの方が多いといっていいでしょう。
そうなると、「調停離婚」「審判離婚」「裁判離婚」といった方向へ、話は進んでいくことになります。